たくさんのご応募有難うございました。
設立趣旨
いま、この国の議会制民主主義は危機を迎えています。
権力の私物化や憲法・立憲主義の軽視、政権担当者達の著しいモラルの低下。どれもこれもとても現実とは思えないことばかりです。
こうした中で、国際情勢も緊迫しつつあり、国民の「政治」に対する姿勢が問われています。
いま起こっていることはすべて現実であり、基本的には「国民の選択」で作り出されたものです。政治とは、選択される側にとってもそうであるとの同様、選択する側にとっても「責任」を意味します。
だからこそ「権力の源泉」である主権者たる国民一人ひとりが、しっかりと現実を把握し、いつでも自分たちの未来にとって最も望ましい選択をできるように、道を誤らないように、日頃から認識力や判断力を磨いておく必要があります。
選択される側の道を望む人であれば、なおさらです。
この塾は「政治塾」という名をとっていますが、単に政治家を目指すという安易な塾ではありません。
皆さんが日々社会生活を送る中で一回立ち止まり、この国のこと、地域のこと、世界のこと、人間のことを改めて考え、仲間で徹底的に議論し、あるべき道を探していく。その中で人々をまとめる「政治」についての洞察の力を磨き、日本を根本から改革するという壮大な志と、何としてもやり遂げるという強い責任感を育成したい。
衆議院議員 小沢 一郎が「塾長」として指導にもあたることで、その「信念と理念」を直接教育し、次世代を担う志の高いリーダーを発掘、養成します。
塾長挨拶

「政治とは、生活である」
国民みんなの生活を守り、豊かにするために「政治」があります。
より具体的にいえば、「資源」に限りがある中で、みんなで、どうお金を出し合ったらいいか、使ったらいいかを考えて、まとめていくことが政治の本質です。
ですから、政治を「職業」とする人々だけでなく、国民一人ひとりが「政治」を理解し、見識を磨いて、判断・行動していくことが重要です。
「みんなで、みんなのことを決めていく」という意味ではいたるところに「政治」があります。政治の「感覚」と「能力」を磨くということはこの社会で生きていくうえで、とても大切なことです。
みんなの意見をまとめていく。そのためには、大変な「構想力」「説得力」「人間力」が必要です。
しかし、日々忙しい中、意識的に「政治」を学ぶという機会はなかなかありません。
この塾は確かに「政治塾」という名前ですが、単純に政治を志す方のための塾ではありません。生きた政治に触れることで政治の「感覚」と「能力」を磨き、社会のそれぞれの中でビジョンをもって皆の意見をまとめることのできるような人材を育成したいという思いから設立しました。
民主主義の危機ともいえる状況の中、国民一人ひとりが政治を理解することが何より重要な局面といえます。「政治なんて嫌い」「政治がよくわからない」「今の政治にモノ申したい」。そういう方々も含めて、ぜひ奮ってご応募ください。お待ちしています。
運営体制
当塾は、小沢一郎の私塾という形で運営されています。
小沢一郎塾長を先頭に、木戸口英司参議院議員、横沢高徳参議院議員、末次精一衆議院議員、小沢塾出身の元国会議員で運営委員会を組織し、カリキュラムを作成。塾生の指導に当たっています。
カリキュラム
当塾は、1期2年のカリキュラムを組んでおります。
受講開始から1年後に進級判定があります。全てのカリキュラムを消化すると、小沢一郎政治塾 修了証が授与されます。
1. 集中講義
毎年、原則として冬季と夏季に、それぞれ2泊3日の集中講義、討論(計4回)を行います。
● 塾長講義
小沢一郎塾長が自ら教鞭を取り、政治・経済に関わる様々なテーマについて、本質的な講義を行います。
質疑応答時間もご用意し、塾生からの質問に直接丁寧にお答えします。
● 充実した講師陣
政治、経済、外交、社会などそれぞれの問題に関し、本質的な理解が深められるための講師を適宜お招きし、ご講演頂いております。
・小泉純一郎(元内閣総理大臣)・藤井聡(社会工学者)・金井利之(行政学者)・伊勢崎賢治(国際学者)・井手英策(経済学者)・角谷浩一(ジャーナリスト)・山本太郎(前参議院議員)・森ゆうこ(参議院議員)など
● グループ討論/個人討論
グループ討論は、ディベート形式のチーム戦。個人討論では、決められたテーマで各々の持論を展開していただきます。
内容よりも、如何に論理的に主張ができているかが評価のポイント!
優秀なチーム/個人には、塾長より直接表彰があります。
■グループ討論
自衛隊 中東派遣の是非/消費税ゼロ(まずは5%への減税)の是非/二大政党制の是非 など
■個人討論
なぜ総選挙で立憲民主党は議席を減らしたのか?これからのあるべき野党の姿とは?/いま政治が取り組むべき最重要課題は何か?/選択的夫婦別姓について など
● 塾長との懇親会
小沢塾長とお酒を酌み交わしながら、塾長に直接聞きたいことを質問できるチャンス。なかなか公にはできないプライベートなことから、政治の裏事情まで、塾長が懇切丁寧にお答えします。小沢塾長の人柄にも触れられる絶好の時間です。
2. レポート提出(年間約4回)
運営委員より与えられた課題について、自らの考えをレポートとして提出いただきます。
提出されたレポートは、運営委員でしっかり採点し、進級/修了の評価対象となります。
小沢一郎政治塾同窓会
小沢一郎政治塾の修了生で構成される「小沢一郎政治塾同窓会」が結成されています。
同窓会員には、年に1度の全体懇親会(集中講義に合わせて開催)、集中講義での塾長講義が案内され、また自発的な勉強会なども企画されており、塾修了生の交流は活発です。
募集要項
小沢一郎政治塾 概要
● 設立目的
21世紀の日本の在るべき姿と歩むべき道筋を構想し、かつその実現を担い得る、志の高い若い人材を発掘、養成する。
そのために、衆議院議員小沢一郎が「塾長」として指導に当たり、「理念と哲学」を直接教育する。
● 指導方針
日本を根本から改革するという壮大な志と、何としても改革をやり遂げるという強い責任感。その「志と責任感」の育成を重視する。
各界、各分野で創造的・指導的役割を果たす人材を育てる。ただし、入塾者・塾卒者に各種選挙への立候補を約束するものではない。
● 塾生
男女とも、20歳以上、原則35歳以下とする。国籍は日本であること。
募集定員は、原則として30人とする。
● 在塾期間
前期1年、後期1年の2年間とし、各期とも原則として、1月開始~9月終了の9ヵ月間とする。
前期を終え、後期へ進級を志望する者は、進級審査を受け、合格者が進級できる。
2年間修了の者には、小沢塾長より修了証を授与する。
● カリキュラム
日本でトップクラスの講師陣と小沢一郎塾長が講義、討論を行う。塾生内で徹底討論も実施する。
講義課目:政治論、経済・財政政策、外交・安保政策、行政改革、教育問題、環境問題、他
● 費用負担
合宿費 4万円
但し、その他の研修に関する費用と会場までの往復の交通費は自己負担とする。
小沢一郎政治塾23期生応募/選考要領
● 募集人員
30人
● 応募条件
年2回の集中講義(それぞれ2泊3日)に参加できることと、その研修実費を自己負担することを条件とする。
年齢20歳以上、原則35歳以下の男女。国籍は日本。
● 募集締切
2022年7月19日(火)
【注】書類は書留にて郵送のこと。 応募者の秘密は厳守いたします。
● 応募に必要な書類
【注】応募書類は一切返却しませんので、予めご了承ください。
- ① 申込書
所定の用紙に記入、写真(7cm×6cm、撮影3ヵ月以内)を貼付。 - ② 小論文
以下のうちどちらかのテーマを選び、論じてください。
A)私の志
B)日本人の自立のために
※A4サイズ400字詰め原稿用紙(縦書)で5枚以内。パソコン可。 - ③ 入塾推薦書(2通)
※国会議員、自治体議員からの必要はございません。知人、友人、職場の関係者等どなたから頂いても結構です。 - ④ 戸籍謄本 あるいは 抄本(取得後3ヵ月以内のもの)1通
※二次審査面接時に持参
◆一次審査に合格し、二次審査を受ける者
● 選考方法及び基準
- ① 一次は書類審査。二次は討論及び面接審査。
- ② 選考の主要基準
1.新しい日本を創り出そうとする情熱・意志
2.21世紀の日本を担うに相応しい人格・識見
3.リーダーとしての資質・可能性
【注】合否の結果は本人に書面で直接通知いたします。審査内容についてのお問い合わせは一切受けかねます。
● 募集から開講までの主な日程
● 応募書類提出先/問合せ先
小沢一郎政治塾事務局
〒107-0052 東京都港区赤坂2-20-13 赤坂ヒルサイド401
FAX : 03-6807-4546
申込書
小沢一郎政治塾の申込書・推薦書はこちらから入手できます。プリントアウトしてご利用ください。
・ 申込書PDFファイル
・ 推薦書PDFファイル
よくある質問
- Q1:応募したいのですが、年齢が応募条件を超えています。参加は難しいでしょうか?
- 「次世代を担うリーダーを育てる」という設立趣旨を鑑み、応募条件は原則35歳までとしておりますが、応募状況やご本人のやる気によって、柔軟に対応しております。
- Q2:仕事の関係で集中講義に参加できません。当塾への応募は無理ですか?
- 集中講義は、当塾の屋台骨であり、原則全ての出席が進級/修了の条件となっております。
ただし、出席できないやむを得ない理由がある場合は、追加課題に対するレポートの提出などで対応することもございます。適宜、事務局までお問合せください。
尚、集中講義の日程は、出来るだけ土日祝を絡ませられるよう調整しております。 - Q3:修了すれば選挙に出られるのですか?
- 当塾は、あくまで小沢一郎の私塾であり、政党の活動とは全く関係がございません。
従って、修了すれば選挙に出られる、公認がもらえるという類のものではございません。 - Q4:立憲民主党支持者、小沢一郎支持者という訳ではありませんが、入塾できるのでしょうか?
- 当塾の目的は、あくまで「次世代を担うリーダーを育てる」ということであり、入塾に関し、政治的な信条、支持政党等は一切問いません。
- Q5:現在、他党に所属する地方議員ですが、応募は可能でしょうか?
- 前述の通り、所属政党などは一切問わず、党派を超えた幅広い方々に門戸を開いております。実際に、他党も含めた多くの地方議員の方々にも入塾いただいております。
- Q6:入塾していることが、他人に知られることはないのでしょうか?
- 個人情報の管理は徹底しており、承諾を得ずに、個人が特定できる写真などをSNSで公開することも禁止しております。
またマスコミ取材においても、正面からの撮影禁止など、塾生であることが知られぬよう配慮しております。